多重人格と離人症
多重人格は、解離性同一性障害ともいいます。
多重人格(解離性同一性障害)においては、二人以上の別の人格が入れ替わりながら、本人の行動をコントロールします。多重人格において現れる人格は、それぞれ別の人格としてそのまま成長を続けることがあり、また、多くの場合、子供の人格が一人含まれているといわれています。
多重人格では、通常の物忘れのレベルをはるかに超えて、いつからいつまで、どこで何をしていたかなどの記憶が、すっかり抜け落ちます。
離人症とは、自分の心や体から離れて、あたかも自分が外部の傍観者であるかのように感じる(離人感、離人体験)症状があり、感情を失い、これにより強い苦痛を感じ日常生活に支障を来す状態をいいます。
たとえば、自分自身がガラスの壁で遮断されているといった感覚や、いつも目にする光景が現実的に映らずピンとこなかったり、妙に白々しく感じ、見るもの聞くもの全てに実感がないなど、現実感が非常に薄れた状態(あるいは現実感喪失)が典型的な離人症の症状です。
離人症の特徴としては、本人はこのような感覚が自分の内側だけで起こっていることを自覚しており、また、外界を客観的に評価でき異常がないことを認識していることがあげられます。
離人症は、13歳前後から30歳前後に最も多くみられ、また、女性が男性の2倍以上と、圧倒的に女性に多くみられるといわれています。
(2010年3月24日掲載)
多重人格(解離性同一性障害)においては、二人以上の別の人格が入れ替わりながら、本人の行動をコントロールします。多重人格において現れる人格は、それぞれ別の人格としてそのまま成長を続けることがあり、また、多くの場合、子供の人格が一人含まれているといわれています。
多重人格では、通常の物忘れのレベルをはるかに超えて、いつからいつまで、どこで何をしていたかなどの記憶が、すっかり抜け落ちます。
離人症とは、自分の心や体から離れて、あたかも自分が外部の傍観者であるかのように感じる(離人感、離人体験)症状があり、感情を失い、これにより強い苦痛を感じ日常生活に支障を来す状態をいいます。
たとえば、自分自身がガラスの壁で遮断されているといった感覚や、いつも目にする光景が現実的に映らずピンとこなかったり、妙に白々しく感じ、見るもの聞くもの全てに実感がないなど、現実感が非常に薄れた状態(あるいは現実感喪失)が典型的な離人症の症状です。
離人症の特徴としては、本人はこのような感覚が自分の内側だけで起こっていることを自覚しており、また、外界を客観的に評価でき異常がないことを認識していることがあげられます。
離人症は、13歳前後から30歳前後に最も多くみられ、また、女性が男性の2倍以上と、圧倒的に女性に多くみられるといわれています。
(2010年3月24日掲載)
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