心身症:皮膚科系・耳鼻咽喉科系
1.皮膚科系の心身症
皮膚科系の領域で取り扱うことがある心身症でよく知られているものが、円形脱毛症やじんま疹です。
円形脱毛症は、強い精神的ストレスや強い不安に引き続いて発症することが多いとされています。円形脱毛症を発症した後は、劣等感や羞恥心を抱きやすく、それが症状や経過を一層悪化させるという悪循環に陥りやすいことが指摘されています。
じんま疹と精神的ストレスの密接な関係も従来より指摘されており、また、対人関係における不適応や消極的な性格傾向との関係を指摘する研究者もいます。
2.耳鼻咽喉科系の心身症
耳鼻咽喉科の領域で取り扱うことがある心身症でよく知られているものが、喉の異常感やメニエール病です。
喉の異常感は、正式には咽頭頭部異常感症といいます。特に中年女性に多くみられ、対人関係でのストレスなどが原因となり、喉に異常感が生じる病気です。
メニエール病は、発作時に耳鳴りや目まいを引き起こす耳の内部の病気で、発症に精神的ストレスが関っているものが多いようです。メニエール病は、情緒不安定な人、対人関係で緊張しやすい人、孤立しやすい人などが罹りやすいといわれています。
(2010年5月11日掲載)
皮膚科系の領域で取り扱うことがある心身症でよく知られているものが、円形脱毛症やじんま疹です。
円形脱毛症は、強い精神的ストレスや強い不安に引き続いて発症することが多いとされています。円形脱毛症を発症した後は、劣等感や羞恥心を抱きやすく、それが症状や経過を一層悪化させるという悪循環に陥りやすいことが指摘されています。
じんま疹と精神的ストレスの密接な関係も従来より指摘されており、また、対人関係における不適応や消極的な性格傾向との関係を指摘する研究者もいます。
2.耳鼻咽喉科系の心身症
耳鼻咽喉科の領域で取り扱うことがある心身症でよく知られているものが、喉の異常感やメニエール病です。
喉の異常感は、正式には咽頭頭部異常感症といいます。特に中年女性に多くみられ、対人関係でのストレスなどが原因となり、喉に異常感が生じる病気です。
メニエール病は、発作時に耳鳴りや目まいを引き起こす耳の内部の病気で、発症に精神的ストレスが関っているものが多いようです。メニエール病は、情緒不安定な人、対人関係で緊張しやすい人、孤立しやすい人などが罹りやすいといわれています。
(2010年5月11日掲載)
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