肥満と過食

肥満とは、身体における脂肪組織の割合(体脂肪率)が異常に高い状態をいいます。肥満の定義には日本肥満学会が定めるものなどがありますが、一般的な目安としては、全体重に占める体脂肪率が男性で25%、女性で30%をそれぞれ超える場合を肥満といいます。

肥満は、病気の原因(病因)により2つに大別され、一つが症候性肥満、もう一つが単純性肥満です。

症候性肥満は、内分泌疾患や先天性異常、脳の中枢機能の障害によって二次的に起こる肥満です。このタイプの肥満は、まず病因となっている疾患の治療を行うことが優先されます。

単純性肥満は、主に運動不足や過食によって起こる肥満です。問題は、心理的な要因からの過食行為です。不安を打ち消すためであったり、快感を求めるものであったり、心理的要因は様々です。

さらに、過食行為はアルコール依存と同様、一種の癖(嗜癖)になりやすく、わかっちゃいるけどやめられない状況に陥りやすくなります。したがって、一度減量しても、しばらくするとまた太ってしまう(リバウンド)ケースが非常に多いといわれています。

過食行為を有効にコントロールする手段に、行動療法があります。行動療法では、物事を「刺激と反応」との関係で捉えます。何時、何処で、何を、どの位食べたかとともに体重を記録し、体重減少に報酬を出すなどして、体重コントロールの持続を図っていきます。

(2010年4月14日掲載)
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