「リフレックス」「レメロン」:長期処方が可能に

抗うつ薬「リフレックス」「レメロン」について、2010年10月1日から14日を超える長期処方が可能になっています。

明治製菓は2010年9月30日付プレスリリースで、「リフレックス」(一般名:ミルタザピン)について、厚生労働省告示に基づく新医薬品に関わる14日間を限度とする投薬期間制限が2010年9月末日をもって終了することを発表しています。

また、MSDは2010年10月1日付プレスリリースで、同社が販売中の「レメロン」(一般名:ミルタザピン)について、2010年10月1日から長期処方が可能になったことを発表しています。ちなみに、MSDは、シェリング・プラウ日本法人と万有製薬が事業統合して誕生した新会社。

「リフレックス」「レメロン」は、ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA)と呼ばれ、ノルアドレナリン神経とセロトニン神経の両方を賦活する、国内唯一の作動性抗うつ薬とされています。

なお、「リフレックス」については、原因不明の全身的慢性疼痛を主症状とする線維筋痛症(せんいきんつうしょう)への適応拡大のため、有効性や安全性を検証する目的で現在臨床試験が行われています。

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抗うつ薬「リフレックス」:線維筋痛症への適応拡大

(2010年10月2日掲載)
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