ADHD治療薬「コンサータ錠」:18歳以降継続可能に
ヤンセンファーマは2011年9月2日付プレスリリースで、小児期(6歳以上18歳未満)の注意欠陥・多動性障害(ADHD)を適応症とする「コンサータ錠」(一般名:塩酸メチルフェニデート)について、18歳以降も継続して投与できるとする添付文書の改訂を行ったと発表しています。
今回の添付文書改訂の背景には、■小児期にADHDを発症し18歳以上になっても薬物治療が必要と判断された患者に対して、使用可能な薬物が現在「ストラテラ」のみであること、■関連学会や患者団体から要望書が提出されていること、■米国など諸外国においては、小児期にADHDを発症し成人した患者にも「コンサータ錠」の継続投与が認められていること、■安全性・有効性に関して大きな問題は認められていないこと、などがあるようです。(2011年8月26日付厚生労働省医薬食品局審査管理課長通知【薬食審査発0826第6号】より)
「コンサータ錠」添付文書内の「効能・効果に関連する使用上の注意」には、今後下記が追加されます。
<関連記事>
・「コンサータ錠」:成人期新規ADHDへ適応
・ADHD治療薬「ストラテラ」:18歳以降継続可能に
・「ストラテラ」:成人期新規ADHDへ適応
(2011年9月11日掲載)
今回の添付文書改訂の背景には、■小児期にADHDを発症し18歳以上になっても薬物治療が必要と判断された患者に対して、使用可能な薬物が現在「ストラテラ」のみであること、■関連学会や患者団体から要望書が提出されていること、■米国など諸外国においては、小児期にADHDを発症し成人した患者にも「コンサータ錠」の継続投与が認められていること、■安全性・有効性に関して大きな問題は認められていないこと、などがあるようです。(2011年8月26日付厚生労働省医薬食品局審査管理課長通知【薬食審査発0826第6号】より)
「コンサータ錠」添付文書内の「効能・効果に関連する使用上の注意」には、今後下記が追加されます。
18歳未満で本剤により薬物治療を開始した患者において、18歳以降も継続して本剤を投与する場合には、治療上の有益性と危険性を考慮して慎重に投与するとともに、定期的に本剤の有効性及び安全性を評価し、有用性が認められない場合には、投与中止を考慮し、漫然と投与しないこと。
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・「コンサータ錠」:成人期新規ADHDへ適応
・ADHD治療薬「ストラテラ」:18歳以降継続可能に
・「ストラテラ」:成人期新規ADHDへ適応
(2011年9月11日掲載)
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