交流分析とは?

交流分析とは、米国の精神科医エリック・バーンが創始した、人間の行動に関する一つの理論体系に基づいた心理療法です。

交流分析の目的は、互いに反応し合っている人びとの間で行われているコミュニケーションを分析することによって、自律性の確立を助けることにあります。自律性は、気づきと自発性、人と人との親密な交わりによって醸成されていきます。

とりわけ、特定の性格傾向を示す土台となり、人が無意識に持っている『脚本』(バーンは無意識の人生計画と定義)に気づくことが重要です。脚本は、幼時における親との交流の中で形成され、様々な禁止令(〜してはいけない)で構成されます。この脚本からの脱却に向けた第一歩は、その内容の不合理性に気づくことです。

自律性を獲得すると、『私もOK、あなたもOK』という自己受容と他者受容の両方を達成することができ、より主体的で積極的な人間関係と生活スタイルを構築することができます。

現在、交流分析は、医学界だけでなく、教育界や産業界の領域にも広がり、特に人間関係を改善する一つの方法として関心が持たれています。

【出典】
「臨床心理学大系(8)」(金子書房)
「臨床心理学大系(13)」(金子書房)

◇雑感
交流分析でいう脚本からの脱却の難しさ。自分のことは自分が一番よく知っているというのは、大きな勘違いである。見ないふりをするのが人情である。他人や過去は変えられないが、自分の行動は変えられる。「今ここ」に焦点を絞り、人生に彩りを添えたい。

(2013年8月23日掲載)
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