買い物依存症と家族の対応

現代はストレス社会といわれ、誰もが何らかのストレスを抱えています。そのストレスを買い物によって解消しようとするのが、買い物依存症のはじまりです。買い物依存症は、圧倒的に女性に多いといわれています。

一般に、買い物依存症の人の心には、「空虚感」があるといわれています。その虚しく、寂しく、満たされない空虚感を埋め合わせようとして、買い物に走ります。

多くの場合、衣類やカバン、宝石など同じ種類の物を次々と衝動的に買い込み、しかも使うことをしません。買うという行為そのものが、「快感」となっています。しかし、買い物で得られる満足感の持続は短く、買い物を繰り返し、買い物をせずにはいられなくなります。

買い物依存症の最大の問題は、支払い能力を超えてまでクレジットカードで繰り返し買い物をし、借金地獄に陥ることです。

一般に、買い物依存症の人は、これまで金銭的に余裕があり、過保護に育てられた人に多くみられるといわれています。したがって、金銭的に追い詰められても、支えてくれる人が周りにいるので、本人は困ったと思うことも、反省することもあまりないようです。

家族の対応としては、借金の肩代わりなどはせず、他の依存症と同様、本人と問題とを直面させることが、根本的解決への端緒となるといわれています。

◇雑感
金銭管理のずさんな人を、僕はその一事ですべて信用できない。守銭奴が好きなわけでは決してないけれど。1万円をティッシュペーパーのように扱う人は、「感謝」という言葉をすっかり忘れている人だと思う。身近な人であればあるほど、問題は深刻である。

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(2013年12月15日掲載)
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