「コンサータ錠」:成人期新規ADHDへ適応
ヤンセンファーマは2013年12月20日付プレスリリースで、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の治療薬「コンサータ錠」(一般名:メチルフェニデート塩酸塩)について、18歳以上の成人期への適応拡大の承認を取得したと発表しています。
これまで18歳以上を対象とする場合は、18歳未満で「コンサータ錠」による治療を開始した人に限定されていましたが、今回の適応拡大により、18歳以上になってからADHDの診断を受けた人でも、本剤を使用することが可能になりました。
今回の「コンサータ錠」の適応拡大で、成人期における新規ADHD患者向け治療薬としては、国内では本剤と「ストラテラ」の2種類となりました。
【追記】
ヤンセンファーマは2014年5月20日付プレスリリースで、注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療薬「コンサータ錠」について、36mg剤型の発売を同日より開始したと発表しています。これまでの18mg・27mgに36mgの剤型が追加されたことにより、必要用量の調整が1〜2錠で済み、服用負担の軽減を図ることができます。
◇雑感
<関連記事>
・ADHD治療薬「コンサータ錠」:18歳以降継続可能に
・ADHD治療薬「ストラテラ」:18歳以降継続可能に
・「ストラテラ」:成人期新規ADHDへ適応
(2014年5月22日更新)
これまで18歳以上を対象とする場合は、18歳未満で「コンサータ錠」による治療を開始した人に限定されていましたが、今回の適応拡大により、18歳以上になってからADHDの診断を受けた人でも、本剤を使用することが可能になりました。
今回の「コンサータ錠」の適応拡大で、成人期における新規ADHD患者向け治療薬としては、国内では本剤と「ストラテラ」の2種類となりました。
【追記】
ヤンセンファーマは2014年5月20日付プレスリリースで、注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療薬「コンサータ錠」について、36mg剤型の発売を同日より開始したと発表しています。これまでの18mg・27mgに36mgの剤型が追加されたことにより、必要用量の調整が1〜2錠で済み、服用負担の軽減を図ることができます。
◇雑感
コンサータ錠が成人期新規ADHDの適応を取得した。SSTなど有効な技法と組み合わせて、生きづらさが少しでも早く改善されるといい。一方で、成人期におけるADHDの診断は非常に難しいという。成長過程の生き様を見抜く眼力が必要だからだろうか。
<関連記事>
・ADHD治療薬「コンサータ錠」:18歳以降継続可能に
・ADHD治療薬「ストラテラ」:18歳以降継続可能に
・「ストラテラ」:成人期新規ADHDへ適応
(2014年5月22日更新)
スポンサーリンク