自殺未遂者に有効な支援プログラム開発

国立精神・神経医療研究センターなどは2014年9月8日付プレスリリースで、自殺未遂者に対する支援プログラム(ケース・マネージメント)を新たに開発し、その効果を検証したところ、自殺再企図を長期間抑止することはできなかったものの、6か月にわたって強力に抑止することができたと発表しています。

この新開発のケース・マネージメントは特に、女性、40歳未満、自殺未遂歴のある者に高い効果が認められたといいます。

ケース・マネージメントを実施したケース・マネージャーは、精神保健福祉士や臨床心理士などの専門性を持った人たちで、プログラムは次の内容から構成されています。
  1. 定期的な対象者との面接(あるいは通話)
  2. 対象者の生活背景・受療状況に関する情報収集
  3. 精神科受療の促進
  4. 精神科・身体科かかりつけ医に関する受療調整
  5. 受療中断者への受療促進
  6. 公的社会資源・民間援助組織の紹介と利用する際の調整
  7. 心理教育と情報提供
  8. 専用ウェブサイトを利用した情報提供

研究グループは、今回の研究成果を救急医療の現場に普及させることにより、自殺未遂者の自殺再企図や自殺既遂を減らすことにつなげたいとしています。

◇雑感
1998年、前年比8千472人増加して自殺者3万人の時代へ突入した。2012年、2万人台に減少はしたものの、依然として“自殺大国”に変わりはない。原因は百人百様だとは思うけれど、「孤独感」というキーワードで結ぶことはできるかもしれない。

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(2014年9月24日掲載)
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