夜のストレスが体内時計を乱す

早稲田大学は2015年6月16日、ホームページ上で、朝よりも夜のストレスの方がより「体内時計」を乱すことを、マウスを用いた実験で明らかにしたと発表しています。

これまでの研究では、ストレスホルモン(コルチゾールやアドレナリンなど)が体内時計に何らかの影響を与えることは分かっていましたが、ストレスが個体レベルで体内時計にどのような影響を与えるのかは分かっていなかったといいます。

研究グループは今回、肝臓や腎臓などの組織に存在する「時計遺伝子」が働くと光るようにしたマウスを用いて、時刻を変えて物理的・心理的ストレスを与えたところ、朝には全く影響が無く、夕方では体内時計が遅れ、さらに夜では体内時計が組織間でバラバラになることを突き止めています。

また、物理的・心理的ストレスを与える代わりに、ストレスホルモンを投与したところ、同様の体内時計の変化が確認できたといい、ストレスによって体内時計が乱れる重要な要因の一つが、ストレスホルモンの活性化であることが今回明らかになりました。

研究グループでは、人間においても同じことがいえるのか、うつ病患者の体内時計は乱れているのか、などについて、今後解明に向けて取り組んでいくとしています。

◇雑感
朝より夜のストレスが体内時計を乱し体調を悪化させる。被験対象はマウスであるが、人間においても“朝型”で設計されているのかもしれない。朝が最も調子が悪く、時間が進むにつれて持ち直す、うつ病特有のあの日内変動。体内時計の乱れが原因なのかね。

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(2015年7月16日掲載)
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