日にち薬-他

最近の折々雑感(私の心のつぶやき)です。

■「奥の細道」はいうまでもなく松尾芭蕉の俳諧紀行文で、私が特に好きな俳句が「夏草や兵どもが夢の跡」です。遠い昔、家族で訪れた滋賀県にある賤ヶ岳古戦場(しずがたけ-)の風景が、今でもありありと思い出されます。

はやり目に友人が罹った。完治まで数週間、対症療法しかないという。「日にち薬」だねと。月日の経過が薬の代わり。「奥の細道」の序文が浮かぶ。「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」。毎日の生活そのものが「旅」であり、我々は「旅人」。旅の一寸先は闇、そして終わりが必ずある。
(2025.8.7 X@kokorogより)

■この後で「デイサービスなんて行かない!」と泣き崩れる始末。これでも近頃の私は悟りはじめ、いや、諦めはじめたので、だいぶ穏やかに応対できるようになったものの、時に大声で怒鳴ってしまうこともあります。にんげんだもの、仕方ない。

「バカヤロー」私に宛てた「ハハより」のメモが2週間前。昨朝の服薬確認の電話では、食べるものがないじゃない!カチンとくる。ないわけない。電話のかけ方書いてあるでしょ!なかったら電話くれよ!言っても虚しいだけ、分かってはいるが、言わずにいられるものか。夏真っ盛り、母の認知症は初冬へ。
(2025.8.8 X@kokorogより)

(2025年8月9日掲載)
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