産後うつに大豆や発酵食品が効く可能性

京都大学は2025年9月8日付プレスリリースで、うつ症状が高い人ほど腸内細菌叢の多様性が低く、特に酪酸の産生に関わる菌の相対量が少ないことが明らかになったと発表しています。

酪酸とは「短鎖脂肪酸」の一種で、大腸の中で腸内細菌が食物繊維を分解するときに作られる物質です。短鎖脂肪酸には他に、酢酸やプロピオン酸があり、腸内を弱酸性にして悪玉菌の過剰な増殖を抑え、腸の活動を活発にする働きがあるといわれています。

研究グループは今回、0〜4歳の乳幼児を養育中の女性344名を対象に、うつ症状と腸内細菌叢、食生活習慣との関連を検証し、その結果、短鎖脂肪酸を増やす食べ物である大豆食品や発酵食品、海藻やきのこを積極的に摂取することが、産後女性のうつ気分や身体症状の緩和などに寄与することを突き止めています。

産後うつに大豆や発酵食品が効く可能性
(画像はプレスリリースより)

【出典】
京都大学 プレスリリース

◇雑感
肉や野菜をバランスよく食べるだけではだめ。大豆や発酵食品、海藻やきのこを積極的に食べることが、産後うつの改善にもつながる。脳と腸が深く関わっていることが今回の京都大学の研究でも示された。健康維持の三要素は広く、食事・睡眠・運動といわれている。さて我が身は。


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(2025年9月14日掲載)
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