仮面うつ病とは?

うつ病において、身体的な症状が前面に出て、精神的な症状があまり感じられないことがあります。このような場合、うつ病ではなく、身体の病気だと考えてしまいがちです。

本来はうつ病なのに、うつ病が身体症状に隠れているケースを「仮面うつ病」といいます。仮面うつ病は正式な医学用語ではなく、身体の症状を診る一般の内科医などが、隠れたうつ病を見逃さないように注意を喚起するという意義があります。

仮面うつ病におけて身体に現れる症状は常に一定したものではなく、苦しい場所があちらこちらと変わることが多いようです。

また、仮面うつ病のそれぞれの症状は多くの場合、なんとなく重い、なんとなく痛いといった、漠然とした不快感が特徴です。

仮面うつ病における身体症状は早期に現れやすく、その陰にうつ病が隠れていることもあるので、身体の不調にも注意を払う必要があります。

仮面うつ病は、主に自律神経系の不定愁訴(明らかな異常がないのに現われる様々な自覚症状)があります。また、アルコール依存などの仮面をかぶる場合もあるようです。

仮面うつ病の具体的な主な症状例は、次のとおりです。

  • 頭が痛い、頭が重い
  • 全身の倦怠感
  • 不眠
  • 微熱
  • 耳鳴り
  • めまい
  • 味覚異常
  • 発汗
  • 口が渇く
  • のどの不快感
  • 動悸
  • 吐き気、嘔吐
  • 呼吸が苦しい
  • 胸の圧迫感
  • 食欲不振
  • 胃部不快感
  • 便秘、下痢
  • 性欲減退
  • 疲労、脱力感
  • 冷える
  • 体重減少

仮面うつ病では、抗うつ薬がよく効きます。抗うつ薬を服用すれば、数週間でさまざまな仮面うつ病に伴う身体の症状が改善されるようです。したがって、仮面うつ病の治療は、抗うつ薬による薬物療法が中心となります。

(2008年4月9日掲載)
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