朝刊シンドロームとは?

サラリーマンにとって朝の日課ともいうべき新聞を読む気力すらない。

これは、うつ病のなかでも、特に朝の疲労感が非常に強く、出社拒否につながることも多い状態で、「朝刊シンドローム」といわれています。

仕事に夢中だったときは毎朝きちんと新聞を読んでいたのに、急に朝刊も読めなくなるほどの無気力に襲われ、出勤するのも億劫になってしまう、それが朝刊シンドロームです。

うつ病になると、世の中の出来事に対する興味や関心が低下し、また思考力も低下するので、新聞の内容を理解するのがとても億劫になり、新聞を読まなくなってしまうのです。

うつ病の症状は、朝が最も酷く現われる(日内変動)という特徴を、端的に表現しているのが朝刊シンドロームです。

最近、「朝起きるのがしんどい」「出勤する気になれない」「朝刊を読まない(読めない)」など、朝刊シンドロームの症状はありませんか?

朝刊シンドロームのほか、やる気のなさが長く続くと感じられたときは、うつ病を疑ってみる必要があります。

うつ病は、何らかの原因で心と体が疲れ切って、生きるエネルギーが失われる病気です。

うつ病は本人が「病気」であるこということを自覚しにくく、また、周囲の人にとっても、うつ病とわかりにくい病気でもあります。

(2008年4月9日掲載)
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