自殺の実態と取り組み

全世界では、年間約100万人が自殺で死亡しており、2020年には150万人になると推定されています。

100万人の自殺者に対して、殺人による死者は50万人、戦争関連の死者は30万人ですので、いかに自殺が多いかが分かります。

自殺は全死亡の2.5%を占め、ほとんどの国で10位以内の死因、若者においては3位以内の死因となっています。

自殺未遂者は既遂者の最低10倍は存在するといわれており、また、将来も同様の行動を繰り返して死亡する可能性が極めて高いともいわれています。

日本においては、第二次世界大戦後は極めて高い自殺率でしたが、社会が安定するとともに自殺者数も落ち着いていましたが、1997年から1998年にかけて、年間総数が2万4千人から3万2千人以上まで急上昇しました。

自殺の背景には、75%に精神障害があり、その半数がうつ病といわれています。

世界の中でも、フィンランドは1990年、人口10万人に対して自殺者30人以上という非常に高い自殺率を示していました。

10年計画でプロジェクトを進め、20%減少を目指し、6年で目標を達成、さらに10年で30%減少に成功したそうです。

フィンランドの具体的な取り組みとしては、正しい情報の普及、メンタルヘルスサービスへのアクセスの改善、自殺の手段へのアクセスの回避、ヘルスプロフェッショナルの研修、遺族に対するケア、未遂者へのケアなどがあげられます。

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(2008年4月10日掲載)
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