心を癒す「バナナ」

バナナには、精神を安定させ、睡眠作用がある「セロトニン」の原料となる「トリプトファン」が豊富に含まれていることが知られています。

セロトニンの量が低下すると、漠然とした不安感や睡眠障害、うつ状態などを招きます。

しかし、セロトニン自体は口から摂取することができない物質で、体内で合成するしかありません。

したがって、原料となるトリプトファンの摂取が非常に重要になります。

バナナは、興奮を鎮める作用があるマグネシウム、疲労を軽減し睡眠を促す作用があるビタミンB6やナイアシンも豊富に含まれていて、まさにバランス栄養食といえます。

おなかがすいて寝つけない時や、疲れているのになかなか眠れない時には、トリプトファンを豊富に含む牛乳と合わせてバナナを摂ると良いと思います。

バナナと牛乳をいっしょにミキサーにかけて、バナナミルクなどを試してみてはいかがでしょうか。

なお、牛乳の中でも、睡眠作用があるメラトニンを豊富に含むナイトミルクがおすすめです。

(2008年4月10日掲載)
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