全般性不安障害(GAD)とは?

全般性不安障害(GAD:Generalized Anxiety Disorder)とは、日常のちょっとした出来事に対して過剰な不安を抱き、この過剰な不安が6か月以上続き、自分では不安を払いのけられず、著しい苦痛を感じ、日常生活や社会生活に支障をきたしてしまう病気をいいます。

全般性不安障害は、不安障害の中でも最も一般的な病気であるとされ、不安障害の10%以上を占めるといわれています。

全般性不安障害の症状としては、文字どおり全般的でかつ持続的な過剰な不安(これを予期憂慮といいます。)が特徴で、具体的には、落ち着かない、疲れやすい、集中力低下、イライラ感、首や肩のこり、頭重感、震え、動悸、息苦しさ、めまい、頻尿、下痢、神経過敏、睡眠障害など様々です。身体的な症状は、自律神経失調症の症状とほぼ同じで、一般の内科などを受診した場合は、自律神経失調症と診断されることが非常に多いといわれています。

全般性不安障害における睡眠障害では、日中の全般的・持続的な不安が夜間にも持ち越されるため、入眠障害が多くの場合にみられるとされています。一度不眠を経験すると、睡眠に対するこだわりが一層強くなり、さらには不眠恐怖といった極度の不安状態になり、悪循環に陥る可能性があります。

全般性不安障害の特徴は、不安の対象が特定的ではなく、実にさまざまな対象に不安を抱いてしまう点にあります。

元来神経質で心配性な人が全般性不安障害になりやすいといわれていますが、そうした性格に何らかの強いストレスが影響して全般性不安障害を発症する場合が多いようです。

全般性不安障害の症状は、一進一退を繰り返し、長期にわたることが多く、また、うつ病に移行する場合も多いとされています。

全般性不安障害の治療としては、抗不安薬や抗うつ薬のSSRIなどの薬物療法のほか、認知療法などの精神療法が行われる場合があります。

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全般性不安障害(GAD)の治療
全般性不安障害(GAD)になりやすいタイプ

(2008年4月17日掲載)
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