過敏性腸症候群(IBS)とは?

過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome、IBS)は、ストレスなど種々の要因によって引き起こされ、腹痛・腹部不快感と便通異常を主体とし、これらの消化器症状が長期間持続する、あるいは悪化と改善を繰り返す疾患です。

かつては大腸の疾患と捉えられ、過敏性“大腸”症候群とよばれていた時期がありますが、近年では、大腸だけでなく広く消化管の疾患と捉えられており、過敏性“腸”症候群が正式な病名となっています。

IBSの典型的な症状は、下腹部やみぞおちの痛みを伴った下痢などの便通異常で、下痢型・便秘型・下痢/便秘交互型の3つのタイプに分けられます。

下痢型と便秘型双方のIBSに適応する治療薬には、「コロネル」「ポリフル」(一般名:ポリカルボフィルカルシウム)という、腸内で水分を吸収・保持し、便の固さをほどよく保つ薬剤があります。

下痢型のIBSに適応する治療薬には、「イリボー※」(一般名:ラモセトロン塩酸塩)という、消化管の運動に大きく関係するセロトニンの受容体に作用し、下痢・排便亢進や腹痛・内臓知覚過敏を改善する薬剤があります。※処方対象は男性のみ。

不安や抑うつを伴う場合は、抗不安薬抗うつ薬認知行動療法などを用いることもあるようです。

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(2008年4月20日掲載)
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