社会不安障害(SAD)患者1,500万人:米国
2008年4月9日付HealthDay Newsによると、米国では、約1,500万人が社会不安障害(SAD)によって通常の社会生活を送れずにいることが新たな調査で判明したそうです。
調査を実施した米国不安障害協会(ADAA)によると、社会不安障害のために孤立し、肩身の狭い思いをしている患者が多数存在しており、誤診も多いといいます。
また、患者の36%が、社会不安障害発症から受診するまでに、10年以上経過しているといいます。
今回の調査では、不安症状のある患者578人、強迫性障害の患者276人、社会不安障害の患者287人を対象に、調査員が問診を実施。
その結果、社会不安障害の患者の75%が、症状のために正常な活動ができないとしており、69%が他人に異常だと思われたくないと回答したそうです。
また、社会不安障害の患者の58%が、自分の症状を恥ずかしく思うと回答したそうです。
一方で、社会不安障害と正確に診断され適切な治療を受けている場合は、日常生活に改善がみられる患者が多くいたといいます。
<関連記事>
・「パキシル」:社会不安障害(SAD)に適応
(2008年4月23日掲載)
調査を実施した米国不安障害協会(ADAA)によると、社会不安障害のために孤立し、肩身の狭い思いをしている患者が多数存在しており、誤診も多いといいます。
また、患者の36%が、社会不安障害発症から受診するまでに、10年以上経過しているといいます。
今回の調査では、不安症状のある患者578人、強迫性障害の患者276人、社会不安障害の患者287人を対象に、調査員が問診を実施。
その結果、社会不安障害の患者の75%が、症状のために正常な活動ができないとしており、69%が他人に異常だと思われたくないと回答したそうです。
また、社会不安障害の患者の58%が、自分の症状を恥ずかしく思うと回答したそうです。
一方で、社会不安障害と正確に診断され適切な治療を受けている場合は、日常生活に改善がみられる患者が多くいたといいます。
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(2008年4月23日掲載)
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