心を癒す「葉酸」

葉酸は、神経系に良い効果をもたらすとされるビタミンB群の一種で、抗うつ薬の作用を高める効果が期待されています。

抗うつ薬への反応が悪い人が、抗うつ薬と一緒に葉酸を摂ると、60%程度だった抗うつ薬の反応率が90%程度にまでアップするという研究結果も報告されています。

実際の医療現場でも、抗うつ薬の処方とともに、葉酸の摂取をすすめるところもあるようです。

葉酸は、別名“ビタミンM”(Mentalの頭文字)ともよばれ、単独でも精神面に良い影響をもたらします。

最近では、うつ状態にある患者の8割以上に、葉酸の欠乏状態がみられたとする研究報告も出され、葉酸の精神面への働きが一層注目されるようになっています。

精神的に抑うつ気分や不安が強く不安定な人は、葉酸をはじめとするビタミンB群を積極的に摂ると良いかもしれません。

(2008年9月11日掲載)
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