子供のうつ病の身体的症状
子供のうつ病の身体的症状は多様で、大きく分類すると、睡眠障害、食欲の変化、倦怠感、日内変動に分けられます。
1.睡眠障害
睡眠障害と一口にいっても、入眠障害(寝つきが悪い)、中途覚醒(寝ついてもすぐに目覚める)、熟睡障害(眠りが浅く、うとうとした状態が続く)、早朝覚醒(朝早く目覚める)があります。
うつ病の典型的な睡眠障害は中途覚醒と早朝覚醒で、このタイプはうつ病が強く疑われます。
2.食欲の変化
食欲旺盛な子供の食事の量が減少したり、好きな物を食べたいと思わなくなったりして、体重も減ります。
まれに、食欲が出すぎ、特に甘い物を食べすぎるケースもあるようです。
3.倦怠感
何となくだるい、体が重いと感じ、一日中ベッドから出られないか、起きてもすぐに横になってしまうことが多くみられるといわれています。
4.日内変動(にちないへんどう)
日内変動とは、朝に調子が悪く、午後から夕方にかけて少しずつ調子が良くなる傾向をいいます。
不登校の子供の中に同じような症状がある場合もありますが、学校へ行かなくてもよい休日でも日内変動がみられるようであれば、うつ病を疑う必要があるといわれています。
5.その他の身体的症状
頭痛、腹痛、下痢、手足の冷え、動悸など様々です。
特に、頭痛がみられる子供は、頭痛のために不眠や食欲がないと考え、家族や医師には頭痛だけしか訴えないことが多く、この点も、大人と違い抑うつ気分を訴えることが少ない子供のうつ病の診断が難しいとされる理由です。
(2008年9月19日掲載)
1.睡眠障害
睡眠障害と一口にいっても、入眠障害(寝つきが悪い)、中途覚醒(寝ついてもすぐに目覚める)、熟睡障害(眠りが浅く、うとうとした状態が続く)、早朝覚醒(朝早く目覚める)があります。
うつ病の典型的な睡眠障害は中途覚醒と早朝覚醒で、このタイプはうつ病が強く疑われます。
2.食欲の変化
食欲旺盛な子供の食事の量が減少したり、好きな物を食べたいと思わなくなったりして、体重も減ります。
まれに、食欲が出すぎ、特に甘い物を食べすぎるケースもあるようです。
3.倦怠感
何となくだるい、体が重いと感じ、一日中ベッドから出られないか、起きてもすぐに横になってしまうことが多くみられるといわれています。
4.日内変動(にちないへんどう)
日内変動とは、朝に調子が悪く、午後から夕方にかけて少しずつ調子が良くなる傾向をいいます。
不登校の子供の中に同じような症状がある場合もありますが、学校へ行かなくてもよい休日でも日内変動がみられるようであれば、うつ病を疑う必要があるといわれています。
5.その他の身体的症状
頭痛、腹痛、下痢、手足の冷え、動悸など様々です。
特に、頭痛がみられる子供は、頭痛のために不眠や食欲がないと考え、家族や医師には頭痛だけしか訴えないことが多く、この点も、大人と違い抑うつ気分を訴えることが少ない子供のうつ病の診断が難しいとされる理由です。
(2008年9月19日掲載)
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