吃音(きつおん)
吃音(きつおん)それ自体は、心の病というわけではありませんが、精神面に及ぼす影響が大きいと考えたので、テーマとして取り上げました。
吃音の原因は未だはっきりしていないのが現状のようです。子供が持っている素因と取り巻く環境とが複雑に絡み合って生じるものと考える説や、言語機能の発達障害が関与していると考える説などがあります
吃音の症状の多くは、幼児期に始まるようです。
吃音は、一度良くなっても再度ひどくなるなど症状に波があり、長い目で見ていく必要があるといわれています。
吃音がある子供は、学校に上がると、周りの子供から指摘され、しだいに吃音を意識するようになります。
そして、特定の音がいっそう出にくくなったり、言葉が出るまでに時間がかかったりします。また、言葉を無理に出そうとして、不必要な力や動きが伴い、身体が過度に緊張します。
このような状況が続くと、吃音を気にして人前で話すことを嫌うようになり、さらに、吃音の場面で周囲から中傷されたりすると、いっそう話すことを避けようとし、話す時の緊張も増大してしまいます。
吃音は、思春期以降になると慢性化し、本人は、話すことへの恐怖感に襲われ、いざ話す場面では緊張が高じ、さらには挫折感を味わうこともあり、悪循環に陥る可能性も指摘されています。
(2008年12月20日掲載)
吃音の原因は未だはっきりしていないのが現状のようです。子供が持っている素因と取り巻く環境とが複雑に絡み合って生じるものと考える説や、言語機能の発達障害が関与していると考える説などがあります
吃音の症状の多くは、幼児期に始まるようです。
吃音は、一度良くなっても再度ひどくなるなど症状に波があり、長い目で見ていく必要があるといわれています。
吃音がある子供は、学校に上がると、周りの子供から指摘され、しだいに吃音を意識するようになります。
そして、特定の音がいっそう出にくくなったり、言葉が出るまでに時間がかかったりします。また、言葉を無理に出そうとして、不必要な力や動きが伴い、身体が過度に緊張します。
このような状況が続くと、吃音を気にして人前で話すことを嫌うようになり、さらに、吃音の場面で周囲から中傷されたりすると、いっそう話すことを避けようとし、話す時の緊張も増大してしまいます。
吃音は、思春期以降になると慢性化し、本人は、話すことへの恐怖感に襲われ、いざ話す場面では緊張が高じ、さらには挫折感を味わうこともあり、悪循環に陥る可能性も指摘されています。
(2008年12月20日掲載)
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