爪かみ

爪かみは、手の指の爪をかんだり指をしゃぶったりするなど、習慣的に身体をいじるという癖「習癖異常」(しゅうへきいじょう)の一つで、子供に非常によくみられます。

爪かみの原因としては、成長の過程で偶然に起こった事が習慣化して癖になると考えられています。そこに、緊張、不安、イライラなどを起こしやすい性格的な特徴などが加わると、癖が長引きやすいといわれています。また、欲求不満などのストレスが背景にあるともいわれ、このストレスを解消し心を安定させようとする、本能的な試みとも考えられています。

爪かみは、3〜4歳頃から始まることが多く、10歳頃をピークとして中学生になる頃には多くが止めますが、大人になっても爪かみの癖が治らない人をよく見かけます。

爪かみは、きつく注意して止めさせることはできるでしょうが、他の場所でこっそりと爪かみをすることになりがちです。

そこで、爪かみをしてしまう状況にある子供の行動や気持ちを理解するところから対応を考える必要があり、特に幼児や小学生の場合、ストレス発散となる遊びが十分かが重要であるといわれています。

(2008年12月24日掲載)
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この記事へのコメント
1. Posted by げんサン   2013年06月16日 22:11
7歳の息子の爪噛み、服噛み、鉛筆や名札噛みが激しくなってきています。叱った方がいいのか、本人もついかんでしまうと無意識の反応なのでしょうか?
親としてはどうした方がいいのか?日々悩んでいます。これは、受診の対象なのでしょうか?
2. Posted by 運営者どすこい   2013年06月17日 06:34
げんサン
はじめまして。どすこいです。
親としては本当に悩みますね。一度かかりつけの小児科の先生に相談してみてはいかがでしょう。少し落ち着くと思いますよ。
3. Posted by げんサン   2013年06月18日 07:15
お返事ありがとうございました。そうしてみます。
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